通信制高校に通っているけど、「卒業後、大学や専門学校に進学できるのかな…」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
不登校・通信制高校からでも進学できるの?という疑問ですが、結論から言うとできます!
筆者は通信制高校から進学しました。
☆筆者の経歴をざっくりとご紹介☆
中学不登校・引きこもりで通信制高校に入学
↓
20代で通信制高校を卒業
↓
短大に入学(総合型選抜)
2年間学び卒業
↓
4年制大学 3年次編入(指定校推薦)
2年間学び卒業
といった感じです。
☆3年次編入とは、短大や専門学校を卒業した人などが大学3年から学べる制度です。
通信制高校を卒業しても得られるのは全日制高校と同じ「高卒の資格」です。大学などの出願資格の欄には、たいていの場合「高等学校を卒業した者、および卒業見込みの者」という記載があります。
通信制高校もれっきとした高等学校なので、出願の条件を満たしています。
通信制高校出身を理由に進学できないことはありません。自分次第で進学は可能です!
知っておきたい「進学先の種類」と「受験方法」
まず「進学」と一括りにいっても、いろいろ選択肢があります。
・大学
・短期大学
・専門学校
・通信制(大学、短大、専門学校)
など
受験方法も一つではありません。
・一般入試
・共通テスト(旧センター試験)
・学校推薦型選抜(推薦入試)
・総合型選抜(AO入試)
など
進学先の種類、受験方法、いずれも選択肢は1つではありません。
まずは自分の目的や強みに合わせて、どんな道があるのかを知っておきましょう。
筆者が通信制高校から進学を希望した経緯と、短大を選んだ理由
筆者の場合、進学を希望した主な理由としては
・アンケートサイトがきっかけで興味を持ったマーケティングを筆頭に、経営学や心理学などの分野も幅広く学んでみたかった
・社会人になる準備がまだできていないと感じていた
からです。
専門学校も視野に入れていましたが、専門学校は幅広く学ぶというよりは特定の分野を集中的に学ぶところだと感じたので短大か4年制大学のどちらかに進学しようと考えました。
一方で、漠然と「早めに社会に出たほうがいいかな?」という思いもあったので、4年制大学への進学はあまり真剣に考えていませんでした。(後に大学へ編入しますが…)
また、通信制大学という選択肢もありますが、将来に向けたステップアップとして「通う習慣」を身につけたかったため、通学制に絞りました。
「短期間で学びたいことを学び、幅広い知識やスキルを身につけ、社会に出る準備をする」という筆者の希望に合っていたのが短期大学でした。
進学を希望してから筆者がやったこと
- まず、何のために進学したいのか、何を学びたいのかをしっかり認識する
筆者の場合は、前述のような理由で進学を決めました。進学を決めたら早めに行動するのが吉です!
早めに行動することで、学校のパンフレットなどの資料請求をしたりオープンキャンパスに参加する時間を確保できるため、複数の学校をじっくり比較できます。
- 学校選びの軸を決める
筆者は進学先を選ぶ際、学びたい科目を学べることと、家から学校まで通いやすい距離・時間かということに重点を置きました。
例えば電車通学の場合、乗車時間や乗り換え回数だけでなく、学校の最寄り駅から学校までは歩きなのかバスで行く距離なのか、バスならスクールバスの有無や、料金・乗車時間・運行時刻なども考慮しておきましょう!
通信制高校出身の人は、通うことに慣れていない人も少なくないと思うので「通学自体が負担にならない」というのは、学生生活のモチベーションを保つのに重要なポイントだと思います。
進学先選びについて迷ったときは先生や家族、友人など周りの人に相談するのもいい(最近では生成AIなども便利)と思います!
ただし、実際に通うのは自分なので、自分にとって譲れないポイントは何かをじっくり考えて進学先を選ぶのが◎。
迷っている事柄のメリット・デメリットを書き出すのも、自分の考えを整理できていいと思います。
また、「どうしてもここに行きたい!」という希望が特になければ、志望校を一つに絞るよりいくつか候補を決めておくほうが安心感があっていいと思います。
- 情報収集をする
インターネットで「大学 資料請求」などのキーワードで検索して出てくる進路情報サイトや、学校の公式サイトからパンフレットなどの資料請求をしてみましょう!
また、学校の公式サイト自体も隅々まで確認すると、パンフレットには載っていない最新の情報や、より詳しい情報を知ることができます!
▽筆者が特に注目した部分▽
・授業内容
興味がある分野の授業が複数あるか、各回のテーマやどのように成績をつけるか
・教員情報
どういった経歴の先生がいるか、どんな分野を専門としているか
・入試要項
特にアドミッション・ポリシー(求める人物像)
これらはざっと目を通すのではなく、熟読するべし!
- オープンキャンパスへ参加
オープンキャンパスとは、実際に学内を見学したり、模擬授業を体験できるイベントです。個別相談会や座談会も同時に開催されていることが多く、その学校の先生や在学生と話せるので、気になることを直接聞けるいい機会です!
筆者は個別相談会で
「通信制高校の人が面接で聞かれること・面接でチェックしているポイント」
「どんな授業があるか・授業の詳しい内容」
などについて質問しました。
また、学校の設備や周辺環境、先生・在学生の雰囲気が自分に合っているかどうかは実際に行ってみないと分からないので、オープンキャンパスに参加することは進学先選びで特に欠かせないポイントです!
筆者が希望した受験方法について
筆者が希望した総合型選抜入試では、上記のような情報収集やオープンキャンパスへの参加経験が、志望理由書記入などに役立ちました。
ちなみに、筆者が総合型選抜を希望した理由は、
・中学の勉強も身についておらず、通信制高校での学習のみでは学力に自信がなかった。
・早めに進路を決め安心したかった。
・学びたいことが明確であり、学ぶ意欲をアピールできるのが総合型選抜だった。
からです。
受験内容は、志望理由書・エントリーシート(履歴書のような書類)の提出、小論文、面接試験でした。
まとめ
通信制高校でも全日制高校でも、卒業して得られるのは同じ「高卒の資格」です。
また、一括りに進学と言っても「どんな学校に」「どんな方法で受験をするのか」、多様な選択肢があります。
筆者の場合、短期間で学びたいことを学び、知識やスキルを身につけ社会に出る準備をするために短大進学を選び、受験方法は総合型選抜を希望しました。
自分と相性のいい進学先・受験方法を選び、早めに行動・対策することで通信制高校からでも進学は可能です!

